私達について
一輪の花に、物語を。
私たちの哲学
華街、浅草に根ざす「Hanagasumi Floristry」は、単に花を売る店ではありません。私たちは、日本の伝統的な美意識、特に「いけばな」の精神に深く敬意を払いつつ、現代の生活空間に息づく花々を創造しています。

私たちの作品には、常に移り変わる四季の表情が映し出されています。早春の芽吹きから、夏の深緑、秋の錦、冬の静けさまで、その時々の美しさを最大限に引き出す花材を厳選します。可能であれば、日本の豊かな自然が育んだ、新鮮で生命力あふれる地元の花々を取り入れることを大切にしています。
ブランド名である「花霞(はなかすみ)」は、春の満開の桜が遠目には霞のように見える日本の美しい情景を表します。この名前は、花々が織りなす繊細で儚い美しさ、そして見る人の心に深く静かな感動を与える私たちの芸術的ビジョンを象徴しています。一つ一つの花が持つ独自の物語を大切にし、お客様の想いを花を通じて表現することに情熱を注いでいます。


フローリスト紹介
花井 美月 (Hanai Mitsuki) - メインフローリスト
幼少の頃より自然に親しみ、特に祖母から教わった茶道と生け花を通じて、日本の伝統的な美意識に触れる。大学卒業後、都内の大手フラワーショップで研鑽を積み、様々なイベントやディスプレイ、個人のお客様のオーダーに携わる。その後、海外での研修で西洋のフラワーデザインも深く学び、東西の美を融合させた独自のスタイルを確立。 「Hanagasumi Floristry」創業の際には、この浅草の地で、花を通じて人々の心に安らぎと喜びを届けたいという強い思いが原動力となりました。
「花とは、私たちの日々の暮らしにささやかながらも確かな幸福をもたらしてくれる、生きた芸術です。一輪一輪に宿る生命の輝きを最大限に引き出し、お客様の心に残る『物語』を紡ぐことが私の喜びです。」
